はじめに
大学のカリキュラムでブラジルのサンパウロ大学で一か月間留学する機会に恵まれました。留学後の春休みで南米諸国を旅行したときの写真・感想をまとめたいとずっと思っていましたが、ついに重い腰を上げて書いてみようと思います。留学には同じ大学の同級生4人で参加し、その後の旅行は春休みの予定を合わせることができた私ともう一人(以後相方と呼びます。)で回りました。
想定読者
- 南米旅行を計画中の人
- どの都市をどの順番で回るか迷っている人
- 動画ではなく文章で現地の雰囲気・治安を見たい人
この記事の目指すところ
私が実際に旅行した2024/2月3月から二年近い時間が経過し、情報の新鮮度は下がっているが、旅行前の自分がきっと読みたかった・知りたかったことを自らの備忘のためにも文章化したいと考えています。
旅の制約
- 時間的制約 2024年3月の一か月間。4月からの新学期に間に合うように帰国しました。
- 金銭的制約 自分には手持ちの奨学金があり、やりたいことはほとんど全部実現することができました。
- 体力的制約 ほぼ毎日朝から晩までずっと観光しました。幸い食あたりなどの体調不良なく帰国できました。
南米の訪れた都市
-
ブラジル
サンパウロ
リオデジャネイロ
ブラジリア
イグアスの滝 -
アルゼンチン
ブエノスアイレス
パタゴニア
ウシュアイア
エル・カラファテ
エル・チャルテン -
チリ
プエルトナタレス
サンティアゴ
イースター島 -
コロンビア
ボゴタ
メデジン -
ボリビア
ラパス
ウユニ塩湖 -
ペルー
クスコ・マチュピチュ
リマ
イキトス(アマゾン川)
他に候補になった訪問先
マナウス(ブラジル)、ナスカの地上絵(ペルー)、アタカマ砂漠(チリ)、カラカス(ベネズエラ)、エンジェルフォール(ベネズエラ)
旅行先の選び方として、南米最大の都市サンパウロに一か月滞在するのだから都市ではなく自然や遺跡を堪能することを旅行の軸に据えました。加えて、外務省の海外安全ホームページの地図と訪問予定都市を見比べて危険レベルがレベル1の範囲のみ行くことにしました。 相方はかなりエンジェルフォールに行きたがっていたのですが、ベネズエラ全体の危険度が高く、他の危険とされている都市(サンパウロ、ボゴタ等)でさえレベル1であること、アクセスが悪く一か月で南米を周遊するには日数が足りず断念しました。 リオデジャネイロとブラジリアに関しては留学期間中の土日で観光したので行程を組む今回の記事には登場しないです。
具体的にはどの順序で旅行したのか
しげ旅 という有名youtuberが2022年にアップロードしている南米編を逆回りしたというのが大まかな考え方です。私たちの春休みが一か月であったことから各都市の滞在日数や移動を組み合わせました。 まず旅行先の選定に二週間ほどかかりました。これほど時間がかかったのにはアクセスの悪い都市があったからです。
(各都市の滞在日数、移動の所要時間、費用などは個別の記事に詳しく書きます。)
採用案
採用案は前章で挙げた箇条書きの順に移動しました。
サンパウロ → フォスドイグアス →
プエルトイグアス → ブエノスアイレス → ウシュアイア → エルカラファテ →
プエルトナタレス → サンティアゴ →
メデジン →(ボゴタ乗り継ぎ)→
ラパス → ウユニ →(ラパス乗り継ぎ)→
クスコ → イキトス → リマ →
東京という順番を採用しました。
サンティアゴからイースター島を往復するところまでは比較的問題なく行程をつなぐことができました。ブラジル→アルゼンチン→チリの順です。
サンティアゴから隣国・ボリビアに移動するのが無駄がなく理想的にみえますが、、、
サンティアゴ → ラパスは週2便しかない!!
2024年3月時点。要確認。

ボツ案
最初に考えていたのは、サンティアゴ → ラパス → ウユニ → (ラパス乗り継ぎ) →クスコ → リマ → イキトス →(リマ乗り継ぎ)→ボゴタ → メデジン →(ボゴタ乗り継ぎ)→東京というものでした。チリ→ボリビア→ペルー→コロンビアってことです。しかし、前に述べたようにサンティアゴ→ラパスが週に2便しか飛んでいないため、この案はボツになりました。まだ旅の真ん中なのに飛行機の欠航などなんらかの理由でラパスに移動できないと旅行全体が吹き飛ぶのは避けたかったです。正直どのフライトでひっかかってもやばいのは変わりないです。運に任せるほかありません。
ところでラパスのアクセスの悪さですが、
| 便 | 本数 |
|---|---|
| ボゴタ→ラパス | 週7便 |
| リマ→ラパス | 週6便(火なし) |
| クスコ→ラパス | 週4便 |
| サンティアゴ→ラパス | 週2便(金と日) |
trip.com 2023/12時点
ということなので結構気を遣う都市だなと感じました。ウユニ塩湖にいくためにはラパスを通ることが必要になるのですが、日本でのウユニ塩湖の知名度に比べたらラパスのアクセスの悪評はあまり知られていない気がします。みんなツアーでウユニ塩湖行ってるんでしょうね。。。フライト情報は最新のものを確認してください。
ぼくのかんがえたさいきょうのなんべいりょてい
パタゴニアのエルチャルテンやチリのイースター島など袋小路的に往復しているだけの都市は省きました。
| 移動日 | 場所 |
|---|---|
| 3/2 | サンパウロ→フォスドイグアス |
| 3/4 | プエルトイグアス→ブエノスアイレス |
| 3/6 | ブエノスアイレス→ウシュアイア |
| 3/7 | ウシュアイア→エルカラファテ(エルチャルテン含む) |
| 3/10 | エルカラファテ→プエルトナタレス |
| 3/12 | プエルトナタレス→サンティアゴ(イースター島含む) |
| 3/17 | サンティアゴ→メデジン |
| 3/19 | メデジン→ラパス |
| 3/20 | ラパス→ウユニ |
| 3/21 | ウユニ→クスコ(マチュピチュ含む) |
| 3/27 | クスコ→イキトス |
| 3/28 | イキトス→リマ |
| 3/30 | リマ→東京 |
個人的にはイキトスが推しポイントです。相方がアマゾンに行きたいと言っていたのですが、ブラジル側のアマゾンに行こうとすると今回の旅の南米時計回り順路ではどのタイミングでアマゾンを差し込むか難しいなと悩んでいました。そんなとき「地球の歩き方」ペルー編のペルー最終ページのコラムにイキトスという聞きなれない地名が書いてあるのを発見しました。アマゾン川の上流のペルー側にイキトスという都市があると書かれています。リマからの距離も近く、相方と「コラムに本質情報があるじゃねえか」とひと盛り上がりしました。アマゾンといえばブラジルのイメージが強かったですが、上流のペルー側でもアマゾンツアーに参加できることは強調したいと思います。
予約の具体的な注意点
飛行機の予約
飛行機の予約やパタゴニアでのバスも全て日本出発前にとりました。2月、3月のフライトを10月から11月にかけて予約しました。なので料金は比較的安めに手に入れることができたかなと思います。全部の移動の流れが確定してから予約しないとあとでずれが出てしまうので注意が必要です。自分たちはスカイスキャナーでほぼ全てのフライトを予約しました。スカイスキャナーで調べる→予約したいフライトを決める→その航空会社の公式ホームページ(スペイン語!!)から予約する、といった手間のかかる作業をしたことも2回くらいはありました。でも正直あんまり安くならないどころか数百円高いみたいなこともあったのでめんどくさくて残りは全部スカイスキャナーでとりました。
ホテルの予約
ホテルの予約は全て Booking.com で取りました。サイト内の地図機能で街の中心部(バスターミナルや飲食店のあるエリア)をガイドブックやネットの情報と照らし合わせてドミトリーでなく、鍵のかかる個室を選びました。
バスの予約
BusBud いうバス版スカイスキャナーのようなサイトを使いました。エルカラファテ→プエルトナタレスのバスが検索ヒットせず大焦りしましたが、他の曜日に運行している会社のホームページで改めて探したらつつがなく予約できました。

ツアーの予約
こちらもほとんど全部日本出発前にとりました。イキトスでのアマゾンツアーやウユニ塩湖でホダカツアーに行くなど、現地に行ってからの予約の動きが事前に容易に想像できるものに関しては現地調達としました。有名youtuberのしげ旅さんは現地調達していることが多く、しかも我々より安く予約していたので悔しい思いをしましたが、旅先での時間には代えられないので事前におさえました。おすすめの予約サイトとしては CIVITATIS 、 TripAdvisor 、 viator あたりでしょうか。ただしツアーガイドは英語またはスペイン語を使い、日本語はしゃべれないです。 veltra 、 kkday もいいサイトだとは思うのですが、南米はツアー数が少なく、相場より高いので南米旅行のツアー選びではおすすめではありません。あと、こちらの二つも日本語話者のガイドはいないと思います。日本語のガイドが欲しければHISなどで高いお金を払うしかなさそうです。
まとめ
最後までお読みくださりありがとうございます。 アンデス山脈を南北方向に移動するのが主軸で、その他の目的地はアンデス山脈縦断の前後に付けるのが王道です。 国別・日程別の内容に続いていきます。